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カーエアコン コンプレッサー制御

 

現在のマイコン制御の自動車はマイコンが吸気系センサーや室温センサーからの信号を入手してエアコンの

コンプレッサークラッチ&アイドルアップ等を制御しています。

発進時、加速時がもたつく、車が重たい・・・・・・・・・などお感じになった事はありませんか? 

私もエアコンコンプレッサーのクラッチ ON/OFFを走りながらチェックしてみましたが、全開走行でもしない限りCPUは制御しません。また エコカーでECONなどのボタンがある自動車はブレーキ解放後

(ペダルを離す)数秒コンプレッサークラッチを強制OFFするのみで体感で変化は感じられませんでした。

容量可変コンプレッサーも、コンプレッサーを回し続けていることに変わりありません。

これでは坂道は重く、加速時は鈍く感じるのです。

 

私たちの装置はインテークマニホールドの負圧をセンシングして、負圧が緩くなった時(加速時や発進時)にコンプレッサークラッチを強制OFFします。1980年代には同じようなバキュームスイッチを利用した製品がありましたが、ON/OFFの切り替え点の設定が困難で、加速中にクラッチON、あるいはOFFしなかったりと

問題がありましたが、現在の電子部品を利用することで、運転席からON/OFFの切り替え点を調整したり、

当然本機能をキャンセル(長い上り坂や渋滞時など)できます。

左図はバキューム計(インテークマニホールドの負圧)です。

一般的にNAエンジンはアイドリング時に -41.9 ~ -54.6 cm/Hgで、

発進、加速時は赤色ゾーン -41cm/Hg以上の正圧に近くなります。

(エンジンブレーキ時はイエローゾーンとなります。)

このレッドゾーン域でのコンプレッサクラッチを強制OFFにすることで、

ドライバビリティを損なうことなく省燃費を図ります。

レッドゾーンとブルーゾーンの切り替えポイントを運転席から変更できます。

レッドゾーンとブルーゾーンのLEDインジケーターを標準装備していますので、

ボリュームで切り替えポイントの変更をアシストします。

 

詳しくはお問い合わせください。

© 2016 Car Electronics製作所

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